Death Valley National Park 2014/2

f:id:memorialbench-sf:20171130092010j:plain

2014年2月15日(土)

補習校ピックアップ後にデスバレーに向けて出て出発です!プレジデントデーのため1週間学校はお休み♫でも同じベイエリアの公立校でも、エリアによってお休みの日数はまちまちでしたよ。

デスバレーまで直行すると7時間ほどのドライブ、途中の食事も入れたらトータル8時間前後の長旅...。今回は無理せず途中で1泊し、次の日に更に2時間ほど走ってデスバレーへ!

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092001j:plain

2月16日(日)、いざデスバレーに向けて出発!!この辺は塩砂漠という感じで、塩の工場と思われるところもありました。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092016j:plain

デスバレー国立公園」は、カリフォルニア州とネバダ州にまたがる、アメリカ大陸で最も海抜の低い国立公園です。「死の谷」と呼ばれる通り広大な砂漠地帯で、夏場は50度を超えるようです。グランドキャニオンなどと比べると、深い渓谷や谷という程ではなく、ひたすら砂漠、荒野が広がる「広大な盆地」というイメージです。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092021j:plain

ここは入場料を払うスポットにもなっている「Stovepipe Wells」。この週末はプレジデントデーウィークということで入場料無料でした〜♪
ここには、ホテルやキャンプグラウンドもあり、プールなどもありました。キャンピングカーで来ている人も多いものですね〜。
 

f:id:memorialbench-sf:20171130171033j:plain

ランチはこちらで!全く期待していなかったのですが、中はとても落ち着いた雰囲気の良いお店で、広い窓の向こう(逆行で撮影していませんが)にはデスバレーの景色が広がります。

お食事もアメリカンながら、結構美味しく、まさかの嬉しい裏切りとなりました。他にはレストランなどなさそうだったので、デスバレーを訪れる際は、食料や水分も多めを意識して持参することをお勧めします!

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092024j:plain

ひたすら広い中にも、エリア毎に様々な表情を見せてくれます。ここはさらさらの砂砂漠「Sand Dunes」。多くの映画の撮影にも使われている砂丘だそうです。
歩くと足がとられる感じで、何とも不思議な砂でした...。ここにはないと思いますが、底なし流砂というのが存在するのが理解できる気がします。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092033j:plain

干上がった塩に覆われ、白い砂漠のように見えますね。山の一部が白い結晶に覆われているところも...。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092037j:plain「Harmony Borax Works」

ホウ酸ナトリウムを採取した工場跡地です。ホウ酸ナトリウムは、大昔から魔法の化学薬品として重宝されていたそう。ここでは干上がった湖などから採掘されていたとのこと。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092043j:plain

ただ、デスバレーの夏はとても暑く、水がかなり高温になってしまうため、ホウ酸ナトリウムが結晶にならないようで、結局数年で閉鎖したとのこと。実際には、260キロ離れた鉄道駅まで運搬したようです。この過酷な気候の中、現実的ではなさそうですね...。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092047j:plainこれはドライブ中の景色。パステルカラーで綺麗♪日差しはジリジリです...。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092100j:plain

次は「Artist's Drive」へ。ここは走り抜けながら景色を堪能するところです♪デスバレーは地質学的にも非常に興味深いとされているようで、その豊かな地層、鉱物、岩石のため、渓谷には植物がほとんど生息していないのにカラフル。

こんな一方通行のドライブを通り抜けていきます。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092051j:plain

カラフルな鉱山は、まるでパレットのよう...。浸食により壊れた岩の斜面に色とりどりの鉱物が露出しているそうです。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092107j:plain

写真の道よりも、最後はもっと狭く切り開いたような道に...。もっと左右に岩がせり出てきている中を抜けるので、結構迫力がありました。もちろん車の長さ制限(7.7m)もあり、バスなどは通り抜けできないようです。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092121j:plain

「Devil's Golf Course」
どんな景色が広がるんだろうとわくわくしながら到着。どうやったらこんなことになるの〜?と不思議な感覚です。
泥や土などと、塩の結晶が混じり合い、それが固まり激しいでこぼことなっています。近づくまでは荒れた荒野と思われる景色だったのに、実際は結構な大きさのでこぼこ。しかも、かなり固くて転んだら大けがしそうで、触った感じも珊瑚のようです。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092126j:plain日も低くなって来て、またなお美しい景色に♪

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092133j:plain

ガイドには、へびやBobcat、Desert Bighorn Sheep、Desert Iguana、Kangaroo Rat、Kit FoxにMule Deerなどがいるとありましたが、生き物にはほとんど遭遇することなく、長男はがっかり...。でも最後の最後で、小さなトカゲを次女が発見!何だか皆で大興奮でした(笑)。写真に収めるまでもないのですが...。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092137j:plain

ゴールデンキャニオンという渓谷が、まさに夕日を受けて輝き、美しすぎる風景でした♪波打つ岩も黄金色に...。もう、ただただ感動です〜。
このポイントの地形について、USGS(米国地質研究所)のHPに「不思議な地形で作られたストーリーは、水に始まり水に終わる。」とあるそうです。
The story of Death Valley's badlands begins and ends with water.

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092149j:plain

「Zabriskie Point」
岩にひだができ流れるような造形。そして遠くにはデスバレーの奥の風景が広がり、3000m級の山々が連なっています。
また、NASAの火星探検バイキングの地上探検車のテストが、この辺りで行なわれたとか...。何とも興味深い話ですよね。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092154j:plain

最後の最後に「Dante's View」へ。ここは、ぐぐっと車で急な道を上がりきり、デスバレーの広大な範囲を見下ろせるスポットです。白い結晶は西半球で最も低い場所「Bad Water」。

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092200j:plain

後ろ髪を引かれながらも、そろそろ出発しないと...。これから2時間くらいかけてラスベガスに向かいます。
子ども達も、さすがにこの広大な自然に吸い込まれていたように思います。覚えていて欲しいな〜。緑豊かな自然も素晴らしいけれども、この砂漠地帯に広がる大自然は、とても印象的で衝撃的でした!

 

f:id:memorialbench-sf:20171130092205j:plain

そして大自然を満喫した後は、モハーヴェ砂漠に現れるオアシス「ラスベガス」へ。24時間眠らない街として有名ですが、今回は子連れ...。少しでも楽しそうなところをと、ホテルは「New York-New York」。ベタすぎでしょうか😜(←長男はNY生まれ)

でも、何だか見覚えのあるお店や景色が嬉しい♪子ども達はロビーに入るなり、スロットマシーンやルーレットのネオンに圧倒されている様子。ある意味、正常な反応で良かった😁

 

つづく...